TOEFL ライティング テンプレートとは、あらかじめ決めておく回答の構成です。課題を読んだら、その課題用のテンプレートを選び、それぞれの部分を自分の考えで埋めていきます。このページでは、今の試験に使える2つの TOEFL ライティング テンプレートを紹介します。1つは Write an Email(メールを書く)課題用です。もう1つは Academic Discussion(授業のディスカッション)課題用です。どちらにも、書き出しのフレーズ、回答例、制限時間が付いています。
TOEFL Writing セクションには Build a Sentence の課題もあります。この課題は与えられた語を正しい順番に並べるだけなので、テンプレートはありません。Build a Sentence の練習は、TOEFL ライティング練習ガイドをご覧ください。
TOEFL ライティング テンプレートがあれば、書き始める前に回答の形が分かります。だから、構成ではなく内容に時間を使えます。時間はメールが7分、ディスカッションの投稿が10分です。テンプレートを使えば、何文必要か、それぞれの文が何をするべきかが分かります。
2つの課題は、採点のポイントが違います。メールは、必要なポイントをすべて書いたか、そして読む人に合った言葉づかいかで採点されます。ディスカッションの投稿は、はっきりした立場をとっているか、自分の理由を挙げているか、その理由を支えているかで採点されます。どちらも文法と語彙でも採点されます。
学習者データから分かること。BestMyTest の講師は約65,000件の TOEFL ライティングの回答をレビューし、AI はさらに64,000件をレビューしました。文法は、ディスカッションの投稿の84%、メールの92%で一番低いスコアでした。メールの課題で一番多かった修正はスペルで、4件に1件でした。そして、メールの78%に少なくとも1つのスペルミスがありました。学習者の典型的なディスカッションの投稿は132語です。典型的なメールは112語です。下のテンプレートは、この長さに合わせて作っています。
数値は BestMyTest TOEFL 学習者パフォーマンスデータによるものです。2016年から2026年10月までの練習で書かれた TOEFL ライティングの回答の、講師レビューと AI レビューをもとにしています。評価項目の数値は、表示のとおり5点満点の講師スコアです。最終更新:2026年10月5日。
この TOEFL Email テンプレートは、Write an Email の課題に使います。課題には、状況、読む人、そしてメールに必ず書くべきポイントの番号付きリストがあります。テンプレートはシンプルです。読む人に合ったあいさつで始めます。必要なポイントそれぞれに1文ずつ、課題に書かれた順番で書きます。あいさつに合った結びの言葉で終えます。時間は7分です。
書く前に、問題文から3つの質問に答えましょう。読む人は誰か?なぜ書くのか?何を書かなければならないか?読む人によって、言葉づかいのていねいさが決まります。目的はたいていお願いで、そこが言葉づかいが一番大切な部分です。番号付きのポイントがメール本文の内容になります。何かを計画する前に、ポイントの数を数えましょう。短くてもすべてのポイントに答えたメールは、1つ抜けている長いメールより強い回答です。
あいさつと結びの言葉は、メールがどれくらいていねいかを読む人に伝えます。だから、2つを同じていねいさにそろえましょう。
読む人 |
あいさつ |
結びの言葉 |
|---|---|---|
フォーマル:教授、または自分より立場が上の人 | Dear Professor Lee, | Sincerely, / Best regards, |
ややフォーマル:アドバイザー、ティーチングアシスタント、コーディネーター | 相手の名前を入れたていねいなあいさつ | 仕事向けの結びの言葉 |
カジュアル:クラスメート、または同じ立場の人 | ファーストネームを入れた親しみのあるあいさつ | Best, / See you soon, |
教授に親しすぎる書き出しをすると、メール全体がいいかげんに聞こえます。クラスメートにかしこまった肩書きを使うと、冷たく聞こえます。どちらも言葉づかいで点を失います。
問題文に書かれた順番で、必要なポイントを1つずつ本文に書いていきます。書き出しのフレーズで文をていねいに始め、続きは自分で書きます。自分なりの具体的な情報を1つ加えましょう。そうすれば、その文はポイントを繰り返すだけでなく、ポイントに答えることになります。
ポイントが求めること |
書き出しのフレーズ |
|---|---|
状況を説明する | I’m writing to explain… · Unfortunately,… · The reason I was unable to… is that… · Due to… |
情報をたずねる | Could you please let me know… · I was wondering if… · Would you mind telling me… |
お願いをする | Would it be possible to… · I was wondering whether I could… · I would like to request… |
お願いは、命令の形より質問の形のほうが感じよく聞こえます。ノート、スライド、新しい日にちなど、ほしいものをはっきり書きましょう。そうすれば、読む人が答えやすくなります。
メッセージ全体を1回読み直します。課題が測る3つのことを確かめましょう。必要なポイントすべてに文があるか。言葉づかいが読む人に合っているか。あいさつと結びの言葉がそろっているか。そのあと、スペルを確認します。BestMyTest のデータでは、メールの78%に少なくとも1つのスペルミスがあり、修正の4件に1件がスペルでした。
You were unable to attend Professor Lee’s class last week because you were sick. Write an email to your professor. In your email: 1. Explain the situation. 2. Ask about material you missed. 3. Request an extension for the assignment.
Dear Professor Lee,
I’m writing to explain that I was unable to attend class last week because I had a high fever and my doctor advised me to stay home.
Could you please let me know what notes, slides, or announcements I missed while I was sick?
Would it be possible to grant me a short extension on the assignment until next Friday?
Best regards,
Student Name
この回答例は、ていねいなあいさつで始まっています。必要なポイントそれぞれに、問題文と同じ順番で1文ずつ書いています。そして、フォーマルな結びの言葉で終わっています。これが完全な回答の形です。これは良い回答の1つで、正解はこれだけではありません。
この TOEFL Academic Discussion テンプレートは、Write for an Academic Discussion の課題に使います。課題では、教授からの質問と、2人の学生の短い投稿が示されます。あなたは10分で自分の投稿を1つ書きます。テンプレートは6つの部分でできています。立場、理由、その裏付け、2つ目の理由、その裏付け、そして1文のまとめです。
何かを計画する前に、2人の学生の投稿を読みましょう。2人の理由と例はすでにディスカッションに出ているので、あなたの投稿では2人が言っていないことを加える必要があります。どちらかの学生に賛成しても反対してもかまいませんし、自分だけの立場をとってもかまいません。しっかり裏付けをすれば、どの立場でも高いスコアがとれます。だから、一番早く説明できる立場を選びましょう。
読む人は、最初の文であなたの考えが分からなければなりません。トピックについての一般的なコメントから始めてはいけません。立場は1文にして、理由は次のステップにとっておきましょう。
書き出しのフレーズ:In my opinion,… · In my view,… · I personally think… · I believe…
理由とは、あなたの立場がなぜ正しいかを説明するものです。10分なら、理由を2つにする計画が安全です。それぞれの理由を、自分の言葉で1つの完全な文にしましょう。立場を繰り返すだけの文は理由ではありません。また、学生の投稿から写した理由は何も加えていません。
理由だけでは説得力がありません。その理由が実際の生活でどう働くかを示す文を、1文か2文加えましょう。具体的な例では、状況、人、結果をはっきり書きます。2つ目の理由にも、1つ目と同じように、別の例で裏付けをしましょう。
書き出しのフレーズ:For example,… · For instance,… · This means that…
自分の立場を別の言葉で言い直し、理由をもう一度示します。新しい考えを出してはいけません。それを裏付ける時間は残っていません。
書き出しのフレーズ:For these reasons,… · Overall,… · In conclusion,…
Professor: Some universities require students to take courses outside their major, while others allow students to focus only on their main field of study. Do you think university students should be required to take at least one course outside their major? Why or why not?
Student A: Yes. Courses outside a student’s major can develop useful skills and introduce new interests that may help in future studies or careers.
Student B: No. Students should focus their limited time and money on the courses most relevant to their major and career goals.
I believe university students can benefit greatly from being required to study at least one subject outside their main field. Taking courses in different subjects can help students develop useful skills that may also benefit them in their main field of study. For example, an engineering student who takes a communication course may learn how to explain complicated technical information more clearly. This ability could be extremely useful when working with clients or colleagues in the future. Studying an unfamiliar subject can expose students to new areas of knowledge and help them discover interests they did not know they had. For instance, a business student who takes a psychology course might become interested in human behavior. This new interest could later influence the type of career the student chooses. For these reasons, studying subjects outside one’s major can give university students valuable skills while also helping them explore new academic and career possibilities.
この回答例は、最初の文で立場を示しています。理由を2つ挙げ、それぞれを具体的な例で裏付けています。そして、1文でまとめています。どちらの理由も、Student A や Student B が言ったことを繰り返していない点に注目してください。
TOEFL ライティング テンプレートで練習するには、タイマーをセットします。テンプレートを使って回答を1つ書きます。そして、回答例を見る前に、上のステップと比べて確かめます。メールは7分、ディスカッションの投稿は10分で練習しましょう。制限時間も課題の一部だからです。